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京大英作文

京大英作文は学び甲斐がある

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京都大学の入学試験に出題される英語の問題は、日本のあまたある大学の中でも極めて独特な試験形式を長年にわたり頑なに守り続けてきました。問題構成はシンプルな英文和訳と英作文のみ。また、試験時間も問題数の割にふんだんに与えられているのが特徴です。この点、量に追われる東大の英語とは全く性格が異なっていて興味深いです。もっとも、ここ数年は自由英作文が出題されようになるなど、問題形式が以前とは変わりつつあるのも事実ですが。

ただ、その問題の難度は想像を絶するものがあります。以前どこかで見かけた話では、関西の予備校だか塾だかで英語を教えている先生が京大を実際に受験して得点を開示したところ、英語は半分くらいしか得点をもらえてなかったということです。

したがって、この学校の過去問を解きながら英語を学ぶことは、大学受験という軛を外れた立場から英語を学びたい社会人にとっても、非常に有意義なことであろうと思われます。

私は数年前、英作文のスキルアップに取り組んだことがあり、(京大という枠にとらわれず)市販の英作文用問題集を一通りチェックしてみました。その結果、次のことが分かってきました。

  1. 赤本の『京大の英語2xカ年』の英作文解答は、多くの点で問題がある。
  2. 多くの学習者が選ぶであろう解答がなぜ違うのかを解説している本は意外と少ない。
  3. 「ネイティヴチェックを受けている」と明記されていながら、実際にネイティヴスピーカーが読むと明らかにおかしい解答を載せている本がいくつかある。
  4. 満点ではないが合格点には達する解答を望む人用に書かれたテキストと、満点に近い審美的な解答を追求するテキストがある。

当時、私が実際に使用したのは、小倉弘さんの『例解 和文英訳教本』シリーズと、鬼塚幹彦さんの『「京大」英作文のすべて』です。ただし、自由英作文編はやや趣を異にしているので、小倉さんの熱烈なファンでない人は買うのを後回しにしたほうがよいでしょう。

つづく。

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