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医学の黒歴史(種痘を新大陸に運ぶには?)

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医学の歴史は光ばかりではありません。有名どころでは、ノーベル医学賞(1949年)を受賞したエガス・モリス博士考案の「ロボトミー手術」。でもこれなどは分かりやすい例で、医学の輝かしい歴史の裏に隠された「闇」の部分を掴むには、もう少し細かい歴史的事実や大局的な歴史観を必要とします。

今日、偶然教えてもらったのが、「ヨーロッパで作られた種痘ウィルスを、どうやって生かしたまま南米に運んでいたか?」というものです。私は今まで、こんなことを考えたこともありませんでした。この際に利用されたのは、なんと孤児でした。

いくつかの文献でこのエピソードが取り上げられているようですが、ひとまず『医学界新聞』に載っていた李啓光先生の連載記事をご紹介します。

スペインは,世界中に有する広大な植民地に天然痘ワクチンを供給する必要に迫られた。「活き」のいいワクチンをどうやって新大陸やアジアに供給するのか? 国王チャールズ4世の諮問を受けた医師たちが知恵を絞って考え出した作戦は,船に孤児を乗せ,ワクチン接種を受けた孤児の皮膚病変浸出液を次の孤児に接種することでワクチンを継代するというものだった。

アメリカ医療の光と影」第189回

https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02912_06

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